RIZAP第2回目:糖質制限食でも体重が全く減らない?![第1期:糖質制限]

あの内容でよく契約する気になったな、という 無料カウンセリングを経て2018年2月某日よりRIZAP16回コース(約2ヵ月)がスタート。

第1回目セッションは、写真撮影&計測&食事説明で終わり、その日から驚愕の、 97/83.5/50というPFC構成で糖質制限食を始めました。

ライザップセッション第2回目の体組成データ

よく言いますよね。

「食事を糖質制限に変えたら、3日で2kg減りました!」

そんなうまい話あるか?と思いながらも、RIZAPなんだからあるかも!なんて夢の国にいた私です。

さて、3ケタ体重でも80kg超えでもない軽肥満で16回コースの私は、週2回の頻度でセッションがありました。(週に何回セッションを入れるかは、個人差が出ます)

1日に糖質を50g未満しか摂取しない生活を3日続けた私の体重、絶対減ってるよね!!!

ライザップ第2回目セッション:悠@脂質制限

・・・・・・・

え?( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ

現実って、現実って…残酷!!

第1回目と第2回目の体組成データ比較。

ライザップ第2回目セッション:悠@脂質制限
項目前回値今回値差分
体重64.7kg64.7kg±0.0kg
体脂肪率37.4%37.0%-0.4%
脂肪量24.2kg23.9kg-0.3kg
筋肉量38.1kg38.4kg+0.3kg
体水分量30.5kgkg30.7kg+0.2kg
BMI26.626.6±0.0

体重、変化なし。

えーーーーーーっと。

糖質は1gにつき3倍の水分を保持します。なので、摂取量が激減し体内に保持されている糖質が減れば、水分も減って体重は減るのが正しい反応と思っていました。

が?

たったの3日じゃ、体重は減らないものだと?

じゃ、糖質制限始めて数日で数キロ減る人達は一体?!

体脂肪率は体水分量に左右されるもの

体脂肪が減ったのは、単純に体水分量が増えただけです。

体組成計のInBodyは、身体に微弱電流を流して「筋肉〇kg、脂肪〇kg」を出します。

乱暴な言い方をすると、

脂肪は水を含まないので電気を通さない=電気が通らなかった部分は脂肪

ひっくり返すと、体水分量が多い=脂肪が少ないとなり、体水分量が増えれば体脂肪が減ったとみなされて体脂肪率が下がるのです。

今回私の体水分量は増えているので、その分だけ体脂肪率が下がるのは当然の事。

この辺でちょっと拍子抜け。

だって、「人は変われる゜*。・*゜ ヽ(*゚∀゚)ノ.・。*゜。」とキラキラしてるライザッパーさん達って、糖質制限始めてすぐに体重落ちてる人が多いんですよ?!

「ライザップ2回目。体重落ちました!糖質制限凄い!RIZAPすごい!(☆〇☆)」

私も「ライザップわんだふぉーー!」って言ってみたかったのにな~(笑)

「可動域広いですね」ってどこの可動域?

このセッションから、本格的な筋トレがスタート。

もはや記憶が定かではないのですが…確か下半身の筋トレ、つまりスクワットから始まったんだと思います。

「2年ぐらい前に30日スクワットやったことありますよ」

と申告したところ、「やってみてください」といきなりのフォームチェック!

スクワットは正しいフォームでやらないと腰を傷めたりするので、トレーナーのこの反応はまあ当然。ただ、私は30日チャレンジをノーマルスクワットでやっていなかったんですよね。

「あーっと。太腿の前が張るのが嫌だったので、ずっとワイドでやってました」

それも、お尻を後ろに突き出すフォームではなくて、ほぼ真下に向かって落とすタイプのワイドスクワット。当時、しっかり30日やり切って、最後には1日300回ぐらいやりまして。体重はほとんど減らなかったものの、太腿は特にサイドの肉が締まってスッとしたフォルムになった記憶がありました。

立派な下半身デブの私、ヒップよりも太腿の方が太くて、ジーンズもスカートも太ももで引っかかって上がらない体形だったのです。ジーンズを履くと、太ももが前にも横にもバーンと張ってるザ・下半身デブ!

トレーナーの値踏み視線に少々狼狽えながら、こんな感じ、とかる~くワイドスクワットをやって見せ。

その後、まずはノーマルスクワットからとトレーナーがお手本を見せ、私もそれに続きました。

自重で10×3ぐらいやった後、バーベルを担いで再びノーマルスクワット。

「膝が内側に入らないように」

と気を付けながら、トレーナーのカウントに従ってひょいひょい屈んで伸びて屈んで伸びて。

サイドから私のフォームを厳しくチェックするトレーナーが、その時ボソリと一言。

「可動域広いですね」

ん?可動域?

どこの?足首?股関節?

トレーナーは自分メモ的 or 独り言的に呟いただけだったようですが、私の耳にはしっかり入っていまして。

どこの可動域だろうな~と思いつつ、とりあえずスクワットに集中するかと、そのまま屈んで伸びて屈んで伸びて。

私のトレーナー、この手の独り言にも聞こえる感想を零すことが時々あり。トレーナーのカウントに合わせて必死でトレーニングやってる最中に「それはどういう?」と突っ込むこともできず、私は毎回心のメモ帳に「後でググる」とトレーナーの独り言をメモっていました(笑)

その場で聞いて半端に時間を無駄にするよりは、後で調べてみて、それでも分からなければ聞けばいいか、と思った次第。まだ2回しか顔を合わせていない状況で「それはなーに?今の発言どーいう意味?」とツッコむのが難しかったんだろうなと、今になって思います。

で、この日は確かワイドスクワットと、壁にバランスボールでもたれてのスクワットもあったような記憶…←もはや覚えていない。

ちなみに、ものすごく後になって確認したこの「可動域が広い」発言ですが、足首の可動域(柔らかさ)を指していました。足首が固い人は、下までしゃがめないそうです。

  • 尻もちをつきそう。
  • コケちゃいそう。
  • トレーナーをノシてしまいそうで怖い。

よく見かけるこんなライザッパーさん達のスクワット話。さっぱり意味が分からず「スクワットでコケる?いや…例え尻もちついても、トレーナーが補助するよね?」とハテナマークだらけでしたが、私は運良くさっくり一番下までしゃがめる足首を持っていた様子。

へぇ~。で、どこまでしゃがめんの?と言いますと。

20kgバーベルを担いでスクワットをする際、毎回毎回、両サイドのセーフティーバーにバーベルが当たってしまって、「スピードを調整しましょうね」とトレーナーに注意されていました。

がっ!

スピードじゃないよ、トレーナー。

セーフティーバーが高いんだよっ!私のしゃがんでる深さをきちんと見たまえ。バーベル担いでフルスクワット、うんこ座り出来るぞ!

と、私は毎回思っていました。

セーフティーバーに当てないようにするためには、バーの上の高さでスクワットを止めないといけないわけで。

なんでそんな中途半端なところで止めるのさ~。下までしゃがませろよ~。

と微妙にやりにくかったです(笑)

最終的には35回目くらいのセッションで「あれ?セーフティーバーが高いですか?え?まさか」とやっと気づいたトレーナーが高さを調整してくれたので、好きなだけしゃがめるようになりました。

でも、それでもまだぶつかってましたけどね~~~。

「これでもまだ当たります?!」

はい、当たります!まさかじゃないの、当たるの!セーフティーバー、最下段まで下ろしてくれ~~。 ←しゃがみこまずに半端に止めろ?

私のライザップ・トレーナーに対するスタンス

これは個々人の性格によると思いますが、私は「トレーナーはプロフェッショナル」と見なしていたので、素人の自分が脳なしにあれこれ口を挟むより、「とりあえず指示通りにやってみて、どう考えても変じゃない?な状況になったら突っ込んでみよう」な姿勢でいました。

まずは指示通りに行動のち検証。おかしかったら修正相談。修正が必要な場合は徹底的に。

私の担当トレーナーがもし救いようのない出来損ないだったら、検証を終えた私にあれこれ鋭く突っ込まれて、「どうして?何を根拠に?数値で話して?」と詰め寄られていたことでしょう( ̄▽ ̄)

その場での質問はあまりせず、自分でも調べ上げて自分なりの仮説を立ててから確認するタイプなので、脳筋トレーナーではまず話にならなかっただろうなと思ってます。

頭蓋骨に筋肉を格納してるRIZAPトレーナー、少なくない…んですよね。店舗で対応してもらった程度で、代行など立てたことはありませんが、その範囲でもなんともこう…

脳筋で糖質制限信者なトレーナーなんてライザップで働くには良いでしょうけれど、正直なところ、私はそんな人に自分の身体を見て欲しくないですから。

運よく優秀なトレーナーに当たった私とトレーナーのある日の会話。

私:頭蓋骨には脳みそを格納しておいてほしい

トレーナー:同感です(笑)