ライザップ第11回目:糖質制限をやめた途端体重減少![第1期:脂質制限]
「糖質制限、脂質代謝が苦手な私には効かないからもうやらない」
会社でもらったどら焼き6個を美味しく完食し、いきなりトレーナーにそう宣言した前回セッション。
<ライザップ・トレーナー>としてのプライドを傷つけられたと不貞腐れるかも…との心配は杞憂に終わり、あっさり
「脂質の代謝が苦手なら……カロリー制限、脂質制限の方が良いかもしれませんね」
と脂肪燃焼の仕組みを説明し始めた、我が担当トレーナー。(詳しくは こちらの記事で)
ダイエット遺伝子検査で、脂肪燃焼経路のどこが特にヘタれているのかまで分からないものかと好奇心に目をキラキラさせたトレーナーの下、私のライザップなのに脂質制限生活が始まりました。
ストレスが軽減されたから?代謝できない脂質が減ったから?体重、動く!
身体的にも精神的にも負担しかなかった脂質の大量摂取生活に(強制的に)幕を下ろし、新たに始まった脂質制限生活。
そもそも、サーロインや生クリームなど脂ギッシュな料理には全く食指が動かない食嗜好だったこともあり、脂質制限は糖質制限生活よりは気持ち的な負担が一気に減りました。
それが反映されたのか、ちっとも動かなかった体重にも動きが…
こんにちは62Kg台!ライザップ第11回目の体組成データがこちら。
↓前回(第10回目)と今回(第11回目)の比較。
項目 | 前回値 | 今回値 | 差分 |
---|---|---|---|
体重 | 63.4kg | 62.3kg | -1.1kg |
体脂肪率 | 35.0% | 34.2% | -0.8% |
脂肪量 | 22.2kg | 21.3kg | -0.9kg |
筋肉量 | 38.8kg | 38.6kg | -0.2kg |
体水分量 | 31.5kg | 30.9kg | -0.6kg |
BMI | 26.1 | 25.6 | -0.5 |
おぉぉぉぉーー!!!
糖質制限時代には一度もお目にかからなかった、前回比マイナス1キロ!ま・じ・かっ!
糖質制限のように3日で3Kg!などという華々しい数字は期待できませんが、それでも1週間も経たずに体重が1Kg以上減るとは、わんだふる。
最も、体水分量も筋肉量も減っているので、諸手を挙げて喜べるわけではないのですが…
それと、カレンダーを見る限り、生理終了による水分の減少とそれに伴う体重減少と捉えることも出来る数値なので、脂質制限が劇的な効果を発揮したわけではなかった、と今振り返るとそう思います。
とはいえ、生理前の最小値が63.1Kgだったことを考えると、62Kg台前半になったのはとてつもなく喜ばしい事!
また、この時点で体脂肪量は初回から2.4Kg減となっており、体重そのものよりも多い量の体脂肪が地道に減っていっていました。
減量中は体重自体よりも体脂肪率を重視して、筋肉が落ちずに体脂肪だけが落ちているかを気にするべきという視点から見ると、例え「1ヶ月で10Kg落ちました~!」と言えなくても、地味ーーーな成果は出ていたようです。
さらに、私自身はまだそれほど体形の変化に気づいていませんでしたが、ある日、
「フォルムが変わったヾ(=^▽^=)ノ 背中が!ブラに乗ってたお肉が減った!」
と相棒が興奮気味に呟いたことがあり、筋トレ効果で身体が引き締まったのが如実に分かるようになったのもこの頃(RIZAP開始後約2か月)あたりからだった様子。
そ、重要なのは体形です!体重じゃない!と、今なら叫ぶ。
それでも、糖質をたっぷり摂るには精神的な抵抗が…
糖質代わりに脂質をエネルギー源とする作戦の失敗により、脂質を控えめ作戦が始まったわけですが、「糖質は可能な限り摂らない!」と叩き込まれたライザップ教はそう簡単に頭から抜け落ちるわけではなく…
脂質制限のPFCは4:2:4、つまり、タンパク質120g、脂質26g、糖質120gとなり白米もパスタもある程度の量は食べられるようになったにもかかわらず、私は糖質の摂取をかなり怖がっていました。
糖質制限解除直後は朝食で160gの白米を食べたりはしたものの、それもじきに白米より糖質の低いオートミールに置き換わり。
夜の糖質はなし、を忠実に守って夜はプロテインだけだったり。
チーズやアーモンドを好きに食べていた糖質制限時代の方が、糖質解禁後よりも摂取カロリーが多かったというなんとも皮肉な状態。
ただ、脂質がほとんどない大福などの和菓子は完全解禁となったので、カロリーと糖質を稼ぐべく、間食に草大福などを食べる機会はめちゃくちゃ増えていました(笑)
糖質は脳と赤血球のエネルギー源となるので、最低でも1日に150gは摂取する必要がある。
摂取カロリーを落としすぎると身体の代謝自体が下がり、どんどん痩せづらくなる。
このダイエットに欠かせない超重要事項を、この脂質制限に切り替えた直後に知っていたら、私の減量スピードはもう少し変わっていた可能性があったなぁ~と、今振り返ると思います。
糖質の上限を120gにしていたこと、脂質の上限を30g弱にしていたことで、この頃は1日の摂取カロリーが1000kcalを切る日もそれなりにあり、相当な負担を身体に強いていたのではなかろうかと。
減量に必要な知識をある程度身に着けた今は、この頃のような食生活は二度と出来ないと、当時の食事記録写真を見て身震いが止まらない現在。
が、何はともあれ、この時のセッションには体重が減ったことで珍しくめちゃくちゃご機嫌になった私がいたのでした(笑)