ライザップ第13回目:InBody(体組成計)データも信用ならない(笑)[第1期:脂質制限]
ライザップの都合により前回は真昼間の計測となり、体脂肪率が1.2%も増える事態となっていました(苦笑)
しかし、単純計算すると水を500ml飲めば体重は500g増えるので(実際にはぴったり500gではないと思われますが)、人の体重なんて1日の中でいくらでも上下しているわけです。
どんな内容の食事をいつ摂ったか、その時の体調・消化力・消化器官内の滞留物の量でも、体重は変わってくる。
それを考えるとInBodyのデータに振り回されるのもなんとなくバカバカしいなぁと思うライザップ卒業後3ヶ月目の今現在ですが、通っていた当時はホントに毎回毎回バカみたいに体組成計のデータに一喜一憂していました。
ちなみに、ライザップの店舗には大規模店やサテライト店などいくつかの形態があり、タニタの1台200万円するInBodyで毎回体重を計る店舗と、1ヶ月に1回しか計らない店舗などあるようです。
毎回InBodyに乗るか乗らないかは、トレーナーの判断と店舗の混み具合にも左右されるようなので、自分は計らないけど…なライザッパーさんがいらっしゃってもあまりに気にしないでください。
そして、いつもどおり仕事帰りの夜セッションとなった13回目の体重諸々はどうなったか。
体脂肪減少。と言っても所詮は水分量で左右されるもの
ライザップ第13回目セッションの体組成データがこちら。
↓前回(第12回目)と今回(第13回目)の比較。
項目 | 前回値 | 今回値 | 差分 |
---|---|---|---|
体重 | 62.8kg | 62.5kg | -0.3kg |
体脂肪率 | 35.4% | 34.3% | -1.1% |
脂肪量 | 22.2kg | 21.4kg | -0.8kg |
筋肉量 | 38.2kg | 38.7kg | +0.5kg |
体水分量 | 30.7kg | 31.1kg | +0.4kg |
BMI | 25.8 | 25.7 | -0.1 |
体脂肪率、-1.1%!!
体重減が300gに対してこの体脂肪率の下がり方(苦笑)
体脂肪1kg=7200kcal。0.8kg減ると、5760kcal分消費したことになりますが、前回セッションからはたった4日しか経過していません。1日当たり1440kcalも余分に消費した覚えは…ないですねぇ(爆笑)
体水分量が増えれば筋肉は増え、体脂肪率が下がる。
これは脂肪が電気を通さない性質から簡単に導き出される数字のマジック。
本来は1週間分の移動平均を1ヶ月前の移動平均と比較するのが、その時の体重を把握するのに一番正確性が高いやり方かと思いますが、ま、それはライザップ卒業後に様々な知識を身に着けて仕組みを理解した今だから言えることです(^_^;。
本当の意味でライザップで成功を収めるには?
ライザップで、本来の体重の動きや体組成について、身体の仕組みについてきちんと学ぶことが出来ていれば、卒業直後に暴食で苦しむことはなかっただろうなぁ~と、時々遠い目になります(苦笑)
ライザップにそんなことを望むのはそもそもが無理ですけれど。
そりゃそうですよね。減量に成功して、その状態を健康的に維持できる卒業生ばかりだと、ライザップは儲からないですから(笑)
心身に多大なる負担をかけるタイプの糖質制限で一時的に体重を落とし、その地点から体重を戻したくないがためにまともな食事が出来なくなる人、糖質恐怖症になって立ち竦んでしまう人、反動で糖質摂取しまくって見事にリバウンドする人。
そういう人達が多くないと、何十万・何百万というお金を落とし続けてもらうことは難しいでしょうし。
「あれ食べていーい?」「これ食べちゃダメ?」とトレーナーに何もかもを決めてもらうのは楽です。
トレーナーの許可という名の責任転嫁、責任を負わせることが出来る他人がいないと、自分の身体を管理できなくなるのは怖すぎる。
自分の頭で考えて、自己管理できるようになれれば、一時的にライザップに通ったとしても永遠に依存する必要はなくなると思います。
ライザップを契約期間中にとことん利用できる人が、長い目で見ると本当の意味での成功組になるのだろうな~と。