ライザップ第9回目:体重が減りづらいのは運動制限が原因?[第1期:糖質制限]
「1ヶ月間、糖質摂取量1日50g未満の生活を続けて、落ちた体重が1.4kg?話にならないわ」
そう告げて、ライザップの終了と無条件返金、またはトレーナーの交代を要請しようかと思った 前回。
トレーナーが、こちらが思った以上に真剣に<減らない体重・体脂肪の謎>に悩んでいるらしいことが分かり、まだもう少し様子を見るかとライザップ継続を決めはしたものの…
体重が減らない、体脂肪率が大して落ちない、そして不眠や集中力の霧散など低血糖症に悩まされ、私はもはや発狂寸前。
64.7Kgから糖質制限4週間経過なら、50kg台が視野に入って来てもいいはずなのに…
もはや、「先週から100gぐらいは変化あるかな~w」ぐらいの気持ちでInBodyへ向かった、こちらがライザップ第9回目セッションの体組成データ。
↓前回(第8回目)と今回(第9回目)の比較。
- 体重:63.3kg → 63.1g -0.2kg
- 体脂肪率:35.4% → 34.5% -0.9%
- 脂肪量:22.4kg → 21.8kg -0.6kg
- 筋肉量:38.5kg → 38.8kg +0.3kg
- 体水分量:30.7kg →31.2kg +0.5kg
- BMI:26.0 → 25.9 +0.1
項目 | 前回値 | 今回値 | 差分 |
---|---|---|---|
体重 | 63.3kg | 63.1kg | -0.2kg |
体脂肪率 | 35.4% | 34.5% | -0.9% |
脂肪量 | 22.4kg | 21.8kg | -0.6kg |
筋肉量 | 38.5kg | 38.8kg | +0.3kg |
体水分量 | 30.7kg | 31.2kg | +0.5kg |
BMI | 26.0 | 25.9 | -0.1 |
体脂肪率が35%台から34%台に落ちてはいますが、この時はちょうど生理が始まったばかりの日。当然、生理中の私の身体は水分量が上がっています。
せっせと働く黄体ホルモンのおかげで、生理1週間前から自分で分かるほどに体水量は増えるもの。
体水量が増えれば、当然通電率が上がって体脂肪率が下がることを考えると「体脂肪率、減りましたね~(すぐ戻るよ)」(棒読み)と、素直に喜ばなくなっています。
まーしかし。生理が終わって水が抜けたら、体重も体脂肪率も動くかな~~~(まだほんの少しだけ期待が捨てきれない)。
数値が減らない原因は筋トレ強度にあるのか?
週に2回のライザップセッション。毎度毎度、ろくに減らないInBody数値を見て不貞腐れる私からの疑いの眼差しを食らっては、「夕食が反映されやすい体質なんでしょうね」と、言い訳それらしき説明を口にするトレーナー。
もう1つ、トレーナーが理由として頻繁に持ち出したものに、「20回ぎりぎりで上げられる強度、という制限がありますからね」がありました。
ライザップの標準筋トレ強度は、「10回ギリギリ上げられる重さ」となっています。トレーナーがゲストのフォームの崩れや余裕を見て、今回は10Kgで10回×3セット、次は12.5Kgで10回×3セットと調整していくのですが…
私は喘息の持病があるので、無料カウンセリング直後に医師の運動許可書を取るように言われていました。
頓服薬は常時携帯しているものの、ここ10年ほどは夜間救急に駆け込むことも、ステロイド入りの点滴を入れながら意識を手放すレベルの大発作を起こすこともない状態。
点滴が必要になるクラスの発作をしばらく起こしていないことを確認し、医師は「20回ギリギリ上げられる重さ」を上限としてライザップでの筋トレを許可していました。
筋トレで呼吸困難を起こすことはまず考えられませんが、まあ、念には念を…と言ったところでしょうか。(喘息持ちは腹筋めちゃくちゃありますけどね・笑)
トレーナーは、「制限なしのゲストに比べて、あなたは負荷の上限が少し低めなので、他のゲストのような華々しい体重・体脂肪の減少が認められないのかもしれない」と毎回口にしたのですが…
当時も今も、正直なところこれはトレーナーの苦しい言い訳、もしくは、考えらえる要因がこれぐらいしか見当たらないことに起因する、ただのこじつけなのではないか?との疑惑が捨てきれない私です(苦笑)。
確かに、筋肥大の効果は負荷×回数が影響をしてきますけれど…
果たして、たかだか10Kgのバーベルを担いで合計が30回になるか60回になるかの違いが、そこまで顕著な差を生み出すものでしょうか。
もし負荷がそんなにも体重・体脂肪の減少に厳密に関係してくるのならば、循環器系疾患を持っているゲスト、腰や膝を傷めていて高重量を扱えないゲストも「糖質制限で1ヶ月に1.4Kgしか落ちない」結果に絶望している可能性が出てきます。
でも…
持病持ちだから、ライザップで痩せません!という声は見ないのですが、トレーナーよ…(疑惑の眼差し)
※実際には、「ライザップで人生が変わりました~☆」という華々しい声が目立つだけで、劇的な減量を得られなかったライザッパーもいらっしゃるかもしれませんが。
次回、遂に叫ぶ。「私、糖質制限効かない体質だからもうやらない」
減量に縁のない方にはさっぱりな感情かもしれませんが、自宅で自力で独自に頑張ってみる減量でも、体重が減らないと「うきゃーーー!」と叫びたくなるほどにはストレスが溜まります。
どうして体重落ちないの?こんなに食事を減らしてるのに!こんなに運動してるのにっ!!
どうやったら体重減るの?SNSで見るあの人は、私と同じ身長で私より運動してないのに、もう3Kgも減ってる!(私は1Kgしか減ってない)
脂肪燃焼スープ飲んだら1週間で2Kg減りましたって言うけど、私は全然減らないんだけど!
自力の試行錯誤ダイエットでも、こんな風に<体重が減らない>と病みそうになるというのに。
「糖質を控えただけで、3日で2Kg減りました!」
「糖質制限をやっただけで、1ヶ月で体重が5kg/10kg落ちました!」
「トレーナーさんの言うとおりに糖質を控えただけで、他は普通にお腹いっぱい食べてたのに、体重がスルスル落ちていったんです」
こんな声だけが強調される<糖質制限>と<ライザップでコミット>。
SNSに溢れるのは「人は変われる\(^〇^)/」「ライザップで人生が変わりました d(⌒▽⌒)b」というRIZAP礼賛。
その陰で、同じ<1日の糖質摂取量50g未満>という同じ条件の下、同じライザップメソッドをこなしながら、「1ヶ月で減った体重1.4Kg」、「低血糖症で日常生活に支障発生」となっている私。
なぜに自分だけが(←実際には同じように苦しんでいるライザッパーがいらっしゃいましたが、この頃は自分だけだと思っていた)こんなにも苦しまなければいけないのか。
RIZAP(ライザップ)は通常のパーソナルトレーニングジムとはおおきく異なります。
それは必ずお客様の叶えたい身体に向けて、結果にコミットすること。
必ず世界一のボディメイクを達成させるために邁進し続けます。
CONCEPT OF RIZAP
ライザップよ、「結果にコミットする」とは何ですか?
明らかに糖質制限の効果が見られないゲストを、低血糖症を起こし始めているゲストをスルーすることですか?
ライザップによって広く知られるようになったともいわれる「コミット」という言葉。元になっているのは英語の「Commit」と思われますが、この単語には「掲げた目標を達成しなかった場合には、責任を取る」という意味があります。
公約を達成できなければ辞職が求められ、目標数値に足りなければ降格・退陣となるような、本来はかなり重たい意味を持つ単語です。
そんなに気軽に使う単語ではないのに、ライザップにかかると「舌先三寸の営業トーク」なのかと。そんな悪意の塊で批判したくなる程度に、私は完全に疲弊していました(苦笑)
ライザップの取る責任は「30日間無料返金」なのでしょうが、お金の問題だけではない。
契約を決めたのは自分自身ですが、彼らは華々しい結果を約束したのです。 無駄にした時間、精神面の負担。それらへの保証もあればいいのに。。。。
トレーナーは調べてみると言ってはくれたものの、そんなに簡単に原因は分からないだろうと私は思っていました。
ライザップに私のような体質のデータがあるならば、そしてライザップがそれを活用しようと考えたことがあるならば、とっくの昔に私の体組成データが描く折れ線グラフが標準からズレていることは分かっていたはず。
ライザップに、体重が落ちやすいゲスト以外に対応するつもりがないから、きっと私は放置されている。
被害妄想かもしれないけれど、約10万人のデータを持っていると豪語するのなら、必ず私タイプのゲストデータがあるはずなのです。
糖質制限の成功率は、100%ではない。
人体が絡む事象に、100%はありえない。
ライザップに期待できないなら、自力で解決するのみ。